「介護の公的資格試験、年2回以上に」- 経済財政諮問会議の民間議員が提言
政府の経済財政諮問会議(議長=安倍晋三首相)の民間議員は11日、「GDP600兆円の強い経済実現に向けた緊急対応策」を、同会議と産業競争力会議課題別会合の合同会議に提出した。介護の専門人材を増やすため、公的な資格試験の実施を年に2回以上に増やすことなどが盛り込まれている。
民間議員が提出した緊急対応策では、GDP600兆円の強い経済の実現に向けて、当面の緊急対応策として、予算・税制・制度面などからの対応が必要と提案。特に雇用確保が難しくなっている介護分野については「人材育成を促進するとともに、公的資格試験を年2回以上に増やし、専門人材供給のパイプを拡大すべき」としている。
また、配偶者手当や社会保険、税の在り方についても早期に対応が必要と指摘。特に年収130万円前後で働く場合については、「当面の緊急対応として、負担の公平性を踏まえつつ、社会保険料負担が増加する主婦等の負担軽減を検討すべき」とした。
これは非常に大きな意味を持つ提言ですね。
ケアマネや介護福祉士などの介護の公的資格の試験は年1回開催ですが、
制度等の変更が頻繁に行われることから、
試験の頻度を多くしてもいいのではないかと思います。
また、介護福祉士については1月の末という、感染症のピークの時期に開催をするので、
普段の激務の中で体調を崩してしまう方も少なくありません。
体調不良で試験を行わなければいけない受験者だけでなく、
その影響で感染を広げてしまう場合もあって、そういった方々にとっても不幸な結果になってしまいます。
ケアマネ試験を年2回にすることで、ケアマネ実務研修の分散もできるという利点もありますよね。
ぜひこれは積極的に進めてもらいたいと思います。
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