ワタミの介護事業、損保ジャパン日本興亜に売却へ
居酒屋チェーン大手のワタミは、損害保険大手の損保ジャパン日本興亜ホールディングスに介護事業を売却する方針を固めた。売却額は約210億円の見通し。介護サービスは原則、現行のまま継続される。ワタミは売却収入で本業の外食事業の立て直しを急ぐ。
売却するのは、有料老人ホームや通所施設など125カ所を運営する子会社「ワタミの介護」。ワタミは2004年に介護事業に参入し、利用者数を順調に伸ばしてきたが、13年夏ごろから主力の居酒屋事業で厳しい労働環境が問題視されたことを受け、介護施設の新規入居も急減していた。このため、金融機関などを通じて複数社に事業売却を打診し、8月末に入札を行っていた。
ワタミの15年4~6月期決算は営業損益が9億円の赤字、純損益も15億円の赤字。98年の東証上場以来最悪となっていた。
ワタミの介護の売却問題、損保ジャパンの線で確定しそうですね。
これが損保ジャパンのイメージを損ねるものになるのかどうか。
これまでもワタミの介護のサービスでは様々な事件なども起こり、信頼を失っていた部分もあります。
こういった状況を受けても損保ジャパンが受け入れたのは、
民間の介護保険のサービスに有料老人ホーム入居などを組み込んでの商品販売をすることも狙いとしてあるのかもしれません。
ただ、保険契約で、お安くレストヴィラに入居できますよと言われて、喜んで保険加入をする人がどれだけいるのかどうか。。。
レストヴィラなどのブランド名はそのままで残すのかどうか。
ブラックなイメージを一新する意味でもすべて刷新した方がよさそうな気もしますが、サービスの質と信頼をどこまで回復できるかどうか。
最近のコメント