「新しい介護食品」の愛称及び選び方の策定について
農林水産省は、「新しい介護食品」の愛称及び選び方を策定しました。
「介護食品」を高齢者のみならず、食機能や栄養に関して問題があるという方々に、幅広く利用していただけるよう、今回策定しました愛称及び選び方を活用して、親しみやすく、選択しやすい「新しい介護食品」の普及を推進していきます。
【趣旨】
平成25年2月から7月にかけて開催した「これからの介護食品の論点整理の会」においてまとめられて論点について検討すべく、平成25年10月に「介護食品のあり方に関する検討会議」を設置し、これまで「介護食品」と呼ばれてきたものの範囲を、噛むこと、飲み込むことが難しい方々の食品だけでなく、低栄養の予防につながる食品、日々の生活をより快適にする食品という広い領域として捉え、「新しい介護食品」として整理し、普及させていくための検討を進めてきました。
今般、これまでの検討内容を受け、「新しい介護食品」が高齢者のみならず、障がいのある子どもから高齢者まで幅広い方々に利用していただけるよう、公募により愛称を募集の上、応募総数1,091件の中から決定し、また、小売店等で商品を選択する際に活用できる早見表として、「『新しい介護食品』の選び方」を策定しました。
【愛称】
「スマイルケア食」
【選定理由】
「新しい介護食品」には、介護をする人、される人がともに笑顔になれる食品として普及すること、また、高齢者に限らず幅広い方々が利用できるようにしていくことが期待されます。
このため、笑顔を意味する「スマイル」に、介護をするという意味だけでなく、自助という意味も含まれる「ケア」という言葉を加えた、親しみやすく、売場でも使いやすい愛称として、「スマイルケア食」を「新しい介護食品」の愛称として選定しました。【応募者】
外薗 樹里さん(福岡県)
「介護食品」という名称について、より親しみやすく普及につながる愛称を募集していたのですが、当選した愛称が発表されました。
スマイルケア食という名称、なんかすっきりしないネーミングですね。
スマイル食でもケア食でもなく、スマイルケア食。
食品の選び方についても、マークで分かりやすくしてありますね。
嚥下に問題があるのか、咀嚼に問題があるのか、という分類の方法ですが、
何が問題なのかをどこまで家族が把握できるかどうかがポイントになりそうですね。
スマイルケア食の選び方
最近のコメント