高齢入所者に「死ね」 函館市の介護施設で暴言・暴力
函館市は同市桔梗町の介護老人保健施設ジョイウェルス桔梗(ききょう、森久恒理事長)で、介護職員3人が入所者2人に対し暴力行為を行っていたとして、10月1日から1カ月間、同施設の新規入所者の受け入れを停止する行政処分を行ったと発表した。処分の通知は今月11日付。
同市保健福祉部によると、6月26日、施設職員を名乗る人から匿名で「施設内で認知症の入所者に対する虐待が行われている」という内容の通報があった。市が翌日に調査し、20代の2人と40代の介護職員が90代と80代の入所者に対し、「死ね」などの暴言を吐いたり、頭をたたいたりしていたことを確認した。3人はいずれも「仕事が忙しくてイライラしてやった」と話した。施設は被害者と家族に謝罪し、3人を6月末に懲戒解雇した。
同施設の幸地長仁事務長は「今後は職員教育を徹底し、再発防止に努めたい」と話している。
「仕事が忙しくてイライラしてやった」という話自体が理解できないのですが。
個人が行っていたのではなく、3人の職員が暴力行為を行っていたということです。
施設のおそらく同一フロアの中で、そういった職員が3人もいるわけですから、
きっと入居されていた方は逃げ場のない辛い思いをされてきたのではないでしょうか。
施設側も、6月26日の通報から月末に懲戒解雇しているということで、この事実を重くとらえたことがうかがえますが、
ここに掲載されている以上の余罪がある可能性もあります。
この老健、ジョイウェルス桔梗に対しては一ヵ月の新規入居者受け入れ停止という処分ですが、
職員による集団的な虐待という事実を考えれば、もっと重い処分があってもおかしくないと思います。
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