100歳以上 5万人超え過去最多
全国の100歳以上の高齢者は5万1376人で、初めて5万人を超え、過去最多になったことが、厚生労働省のまとめで分かりました。
厚生労働省は毎年「敬老の日」に合わせて、住民基本台帳を基に100歳以上の高齢者の調査を行っています。
その結果、100歳以上の高齢者は全国で5万1376人で、去年より3620人増えて初めて5万人を超え、これまでで最も多くなりました。
男性は6534人、女性は4万4842人で、女性が87%を占めています。
人口10万人当たりの100歳以上の高齢者の人数は、高知県が78.5人と最も多く、次いで島根県が77.8人、山口県が67.3人などとなっています。
最高齢は京都府京丹後市の木村次郎右衞門さんで、明治30年4月生まれの115歳です。
木村さんは去年4月に世界最高齢の男性としてギネス世界記録に登録されています。
女性の最高齢は川崎市の大久保琴さんで、明治30年12月生まれの114歳です。
100歳以上の高齢者は調査を始めた昭和38年には全国で153人でしたが、昭和56年には1000人を、平成10年には1万人を超え、この20年間でおよそ12倍に増えています。
厚生労働省は100歳以上の高齢者が増えていることについて「背景には医療技術の発達や介護の充実、それに栄養状態の向上があり、今後も増えるとみられる」と分析しています。
敬老の日です。
100歳以上の人口がついに5万人を突破しました。
平成10年に1万人しかいなかった100歳人口がいまや5万人。
ここまで長寿化が進むとは予想しようがないですよね。
じきに100歳なんて珍しくもなく、
元気な100歳であることが尊ばれるような時代になるんでしょうね。
ちなみに、10万人当たりの100歳以上人口一位になった高知県は
日本一の健康長寿県構想を発表しており、
健康長寿というキーワードを前面に打ち出すことで意識付けをしていることが
今回の結果に結びついているんでしょうね。
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