93歳入所者に高温シャワー 致死容疑で介護職員逮捕
介護施設の入所者に高温のシャワーをかけ、やけどを負わせるなどして死なせたとして、静岡県警清水署は3日、静岡市清水区折戸3丁目、介護施設職員藤沼佑介容疑者(26)を傷害致死の疑いで逮捕し、発表した。藤沼容疑者は「熱い湯をかけたことは間違いない。暴れたので押さえ付けた」と話しているという。
同署によると、藤沼容疑者は昨年4月24日午前4時半ごろ、当時働いていた同区駒越の介護老人保健施設で、入所者の黒田誠作さん(当時93)に約60度のシャワーを約5分間かけ、重いやけどを負わせた疑いがある。黒田さんの声に気づいた別の職員が119番通報。黒田さんは入院先の病院で同年5月5日、肺炎と敗血症の合併症で死亡した。
シャワーは湯と水の混合栓だったが、藤沼容疑者は湯だけを出していた。同署は、暴れる黒田さんを押さえ付けてシャワーを浴びせ続けたとみている。
記事を読んだだけでも、ただ事でなかったことが容易に想像できます。
入浴介助中に職員がかっとなって行ったと考えられますが、
入所者が苦しんだこの5分間、
浴室に出入りする職員がおらず、
また、暴れていたということであればそれだけの声や物音があったでしょうが
それに気が付く職員がいなかったというのも
施設側の体制としても何らかの問題があるとも言わざるを得ないでしょう。
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