財源問題が焦点=介護保険改正論議スタート-社保審部会
社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の介護保険部会は31日、2012年度の診療報酬・介護報酬改定に合わせた制度改正論議をスタートさせた。介護保険の公費負担増や被保険者などの対象拡大の是非といった財源問題が焦点となる見通し。厚労省は部会の議論を踏まえ、来年の通常国会への介護保険法改正案提出を目指している。
介護保険制度が導入された2000年4月以降、高齢化の進展に伴って被保険者1人当たりの保険料負担が増大。65歳以上の平均月額は、制度導入当初の2911円から現在は4160円に引き上げられている。
ついに、2012年に向けた議論がはじまりました。
2012年は診療報酬と介護報酬のダブル改定となるため、
かねてから制度のビッグバンが起こるのではないかといわれていながら、
いつの間にやら2010年も半ばまできているわけです。
十分な議論もされず、見切り発車的に、
しかも財源確保のための手段としての改正という形で
決着されてしまうのは困りますからね。。。
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