現在、厚生労働省では、介護福祉士の資格取得方法について、
見直しを行うための意見を広く募集しているようです。
既に平成24年から、介護福祉士資格取得には、
3年の実務経験とあわせて、600時間の養成課程の受講が必要という、
かなりハードルの高いものとなっています。
しかも、それでいて介護福祉士を介護現場での実務の基礎資格と設定するということで、
ただでさえ人材不足の介護業界はこの滅茶苦茶な方針にあぜんとしているわけです。
そんなこんなで、こうしたパブリックコメントの募集となり、
当初は2週間ほどの募集期間だったのが、一ヶ月に延長され、
4月4日まで意見を受け付けることになったようです。
何らかの方針転換があるといいのですが、というかなくちゃ困ります。
少なくとも、介護人材の量を確保するためには、
現行の介護福祉士よりも容易に取得できる
(ヘルパー2級程度かもしくはそれに試験が加えられる程度の)基礎資格があるべきだと思います。
介護福祉士の資格取得方法の見直しに関するご意見の募集について
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