女性介護士、認知症94歳の鼻つまみ撮影
三重県松阪市山室町のグループホーム「カトレア」を運営する医療法人「松徳会」は5日、ホームに勤務する女性介護士(19)が、洋式トイレに座った入所女性(94)の鼻をつまむなどしている動画を撮影していたと発表した。
動画はインターネットの会員制投稿サイトに掲載されていた。松阪署は女性に対する名誉棄損の疑いで捜査している。
記者会見した松本隆史理事長によると、動画は今年1月、介護士が夜勤帯に携帯電話のカメラで撮影したという。投稿サイトには3日午後2時半頃から、約30秒と約1分20秒の2種類の動画が掲載され、4日正午頃、削除された。介護士は松阪署の調べに「親しみを込めて自分が撮影した」と認めたが、投稿については否定し、「携帯電話を机の上に置くこともあり、(記録媒体を)抜かれたかもしれない」と話しているという。
松本理事長は謝罪し、介護士を自宅待機とするとともに、厳重に処分する考えを示した。
施設では認知症の高齢女性8人が介護を受けながら共同生活しており、撮影した介護士は入所者の食事や排せつ、入浴の補助などをしていた。
ネット上ではかなり話題になっていたトイレで認知症高齢者の鼻をつまむという動画、
状況的に、職員による虐待という可能性が強いと見られていましたが、
グループホーム「カトレア」の19歳の女性職員によるものだということが判明しました。
若いからといっても、モラルを逸脱した行為であることは間違いありません。
人権擁護という仕事の持つ責任の重みというものを認識していれば
きっとこういった事件が起こることはなかったでしょうけれど。
動画投稿はやっていないということですが、
もしそれが本当だったとしたら、そのグループホームって相当ひどいですよね。
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