理容師志願者、過去最低に 介護分野新資格も、人材確保探る
志望者減に悩む理容師をめぐり、新たな活路を模索する取り組みが始まっている。近所の「床屋さん」より美容室に通う男性の増加などを背景に、今夏の国家試験の受験申込者数は過去最低を記録。そんななかで、業界団体は自治体と共同で就職難の若者の受け皿として光を当て直したり、介護や福祉の現場での活躍を目指す独自資格づくりに乗り出したりしている。
全国的には理容師志望者は減少傾向にある。国家試験は毎年2回あるが、現行の実施方法で20回目となる今夏の試験の申込者数は1232人と過去最低を記録。3306人を数えた2000年の第1回試験と比べると3分の1近くにまで減った。大都市を中心に、美容室に通う若い男性が増え、理容室離れに歯止めがかかっていないようだ。
ケア理容師は、介護についての知識を持ち、
車いす等から理容室のいすへ移乗するための介助を行うことのできる理容師なんだそうです。
そういった資格を作ることで、顧客層を開拓していこうという狙いなんですよね。
市町村では寝たきり高齢者訪問理容のサービス助成を行っているところも多いので、
そういったサービスが全国的に広がれば、訪問理容の活躍の場も増えますよね。
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