内田洋行子会社、介護施設入所者ら3万人分の個人情報盗難
内田洋行の子会社で、システム構築などを手掛けるオフィスブレイン(本社=名古屋市)はこのほど、介護施設入所者ら約3万人分の個人情報が入った外付けハードディスク装置(外部補助記憶装置)が盗まれたと発表した。
盗難に遭ったのは、同社が介護施設向け情報システムを納入している石川、富山、福井、岐阜の4県39施設の入所者や家族などの個人情報で、推定3万人分。この中には、氏名や生年月日、住所などのほか、一部に口座情報も含まれていた。8月6日の午後8時-10時半ごろ、同社の社員が営業車で帰宅する途中に駐車していたところ、ドアの鍵がこじ開けられる手口で車上荒らしに遭い、ハードディスク装置が盗まれた。
同社では、この営業車に会社名はなく、同社の持つ個人情報を狙って盗んだ可能性は低いとしている。また、ハードディスク装置は構造上、入手した人が情報を閲覧することは困難で、現在のところ情報が外部に漏れたとの報告はないという。
同社では、こうした事故が再発しないよう、個人情報の管理体制などについて検討を進め、月内に再発防止策を明確にするとしている。
今までも介護事業における個人情報流出については様々なケースがありましたが、
これほど大規模な流出は初めてかもしれませんね。
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