蒲原総合病院で主治医意見書偽造105件。迷走する要介護認定。

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偽造:介護認定の医師意見書を 蒲原総合病院、容疑職員を告発 /静岡

 富士市、静岡市、芝川町の一部事務組合が運営する「共立蒲原総合病院」(富士市中之郷、木村良一院長)は30日、医事課の男性職員(34)が介護認定に必要な医師の意見書を勝手に作り、自治体に提出していたと発表した。同病院は同日、男性職員を有印私文書偽造・同行使容疑で富士署に告発した。この男性職員が担当となった08年4月から今年6月までに、意見書の偽造は105件に上る可能性があるという。
 同病院の説明では、男性職員は患者データやカルテを勝手に閲覧し「介護保険主治医意見書」を偽造。今年6月に同病院が富士市から問い合わせを受け、偽造が発覚した。
 病院の聞き取りに、男性職員は「忙しい医師に意見書作成をたびたび依頼できず、処理に困って自分で偽造した」と話したという。意見書は患者の申請から約2週間以内に提出する決まりだった。
 同病院は偽造意見書で介護認定を受けた人について、再認定の手続きを急ぐ方針。ただ介護認定のレベルが変わりサービス料の返還を求められる人が出る可能性があるという。

もちろん要介護認定に必要な情報源でもある主治医意見書。
個人的な話をすると、いま包括で予防のケアプランを作っていたりするんですけれど、
アセスメントをしていく上で、多方面からの情報というのはやっぱり必要なわけで、
主治医の意見書っていうのはその貴重な情報源になります。
まぁ、あんまり読み込まないでプラン作っちゃうケアマネさんも多いと思うけれど、
病院だって意見書作成でお金をもらっているわけですからね。
それにしても、「忙しい医師にたびたび依頼できず」っていうのは、
病院側というか内部にも問題はありそうな気もしますけれど。。。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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