経産省が介護ロボの実証実験で16億円の公的支援へ
経済産業省は3月25日、介護支援ロボット実用化に向けた技術仕様や安全基準などの検討結果を報告書として公開した。これは経産省が2008年9月から開催してきた「ロボット産業政策研究会」がまとめたもの。
ロボット産業政策研究会では、ロボットを介護や福祉の分野で活用するため、必要な技術や事業開発、安全確保などが話し合われた。また、社会ルールの整理や策定への取り組みについても検討されたという。
具体的には2009年度に「生活支援ロボット実用化プロジェクト」を実施。事業費として予算16億円を盛り込み、ロボットの対人安全技術の開発、および安全基準と安全性の検証手法を策定する。
いよいよ実用化に向けて、大きな後押しを得たというところでしょうか。
ただ、実用化できる体制が整ったとしても、それを施設が導入するための支援や量産化など、
課題はまだまだ多いですね。
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