介護指定取り消し訴訟:利用者2人が意見陳述--佐賀地裁 /佐賀
介護報酬の不正請求があったなどとして、佐賀中部広域連合が一部事業所の介護事業所指定の取り消しを決めた「フレンドリー」(佐賀市、中島啓子代表)が、同連合に処分取り消しを求めている訴訟で、事業所の利用者2人が6日、原告側の補助参加人として佐賀地裁で意見陳述した。法廷では60~90代の利用者37人と事業所の職員14人が訪れた。
意見陳述した女性(80)は「取り消しになると行く所もなくなり弱ってしまう。フレンドリーに不正はない」と訴えた。もう一人の女性(86)も「みんなの生活を壊さないで下さい」と述べた。
訴訟では、裁判に参加して主張・立証を行う補助参加を29人の利用者が申し立てている。しかし、同連合側はこれに異議を申し立てており、地裁は2月中に補助参加の可否について結論を出す。
サービス利用者が裁判の場で事業者を擁護するという光景はなかなか見れないものでしょうね。
行った意見陳述の内容が裁判において重要性を持ったものかといえば、層ではない可能性のほうが大きそうですが、
ただ、こう言っていいのかわかりませんが、利用者にとっては、
裁判所という場でたくさんの人の前で話をするということで、
リハビリテーションとしてはひとつの大きな効果を持つかもしれないですね。
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