小規模多機能の介護事業所5倍 厚労省07年調査
厚生労働省が23日発表した2007年の介護サービス施設・事業所調査によると、在宅を基本としながら通所や訪問サービスを組み合わせる地域密着の小規模多機能型居宅介護サービスを提供する事業所数が前年の5.1倍の962カ所に増えた。
同サービスは06年に導入され、事業所数が順調に増加している。07年は利用者数も同6.3倍の1万407人に増えた。ただ、新しいサービスのため認知度は低く、ほかのサービスと比べると依然として事業所数は少ない。
通所介護(デイサービス)の事業所数も同8.2%増の2万997カ所、夜間対応型訪問看護も同5.8倍の69カ所と伸びが目立った。
5倍に増えたなんていうと、小規模多機能の事業所が急激に増えたようにも聞こえるかもしれませんが、
実際、多くの地域では設置目標数を大きく下回っているというのが現状です。
これだけ多岐にわたるサービスを提供するには、
それだけスタッフの数も必要になるわけですが、この介護人材難では難しいと言わざるを得ないのではないでしょうか。
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