介護報酬の減算見直しへ 厚労省
厚生労働省は14日、来年度の介護報酬改定で、ケアマネジャーが介護計画を作成する利用者が40人を超えると、介護保険から支払われる報酬が大幅に減算される仕組みの見直し案を社会保障審議会介護給付費分科会に提示した。
厚労省は、40人を超えた場合に全員分の報酬から減算している現行を改め、対象を40人目以降に限定するなど、急激な減収を緩和し経営改善を図りたい考え。
ようやくこの馬鹿げた介護報酬減算システムが撤廃されそうです。
ケアマネ報酬は、作成件数が40件までが基準となっており、
それ以上の件数のケアプラン作成をすると、すべてのケースの報酬が減算される仕組みになっています。
つまり、40件までの基準を超えて、41人目のケアプランを作成した時点で、
残りの40件も含めたすべての件数で減算が行われ、
仕事量が増えたのに、収入が逆にめっきり少なくなってしまうという、
本当に報われない仕組みになっていました。
困っている人がいるのに、これ以上件数が増えたら減算になるからといって、
断れないようなケースだってあるじゃないですか。
そんな理不尽な制度が改められ、
努力するケアマネが報われる社会になることを期待して。
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