不正請求:介護報酬、2億1900万円 大田の会社都、指定取り消し /東京
都は24日、訪問介護サービスについて虚偽の申請や介護報酬の不正請求があったとして、大田区東雪谷の「有限会社ファミリーホーム・サン」(金子くみ子取締役)に対し、事業所の指定取り消しを命じた。返還を求める不正請求額は約2億1900万円で、都内の単独の事業所の不正請求額としては過去最高という。
また、これに合わせて都は、有料老人ホーム(大田区久が原)で利用者に必要な手続きを経ずに身体的な拘束をしたなどとして、大田区東雪谷の「株式会社ファミリーホーム・サン」に対し改善措置を命じた。訪問介護サービスを有料老人ホームでのサービスに転用する「囲い込み」と呼ばれる手口で、囲い込みに関連する都の処分は今年2件目。
都福祉保健局によると、有限会社は02年8月に訪問介護サービスの事業所の指定を受けたが、勤務できない職員を訪問介護員に装って申請。無資格者のサービスについて介護報酬を請求するなど、今年6月まで不正請求を繰り返した。
一方、株式会社は都が10月に立ち入り検査をした際、利用者がチューブを使う食事中に両手首をベッドにくくりつけるなど計5人に身体的な拘束や不当行為をしていた。これらの実施に必要な検討はされず、記録書類を作っていなかった。
処分を受け、株式会社の金子之則常務は「元職員が重要書類を破棄した事情もあるが、処分は真しに受け止める。利用者に迷惑が掛からぬよう全力を尽くしたい」と話した。
自分もこの東京都大田区という場所で訪問介護事業の管理者をやってたことがあるのですが、
とにかくスタッフが集まらないですね。
大田区をはじめ、都内には介護職員の偽装をやっている事業所は他にもまだまだあるかもしれないですね。
注入中の拘束があったということで、
やむをえない行為という主張をするのかもしれませんが、
5人に対して行っていたというのであれば、
身体拘束や人権に対する意識が薄かったという他ないでしょうね。
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