職員数偽り介護指定 県、河内の特養ホーム処分
人員基準を満たしていないのに虚偽の申請をして、介護保険法に基づく指定を受けるなどしたとして、県は9日、社会福祉法人「健仁会」(千葉県鴨川市)が運営する特別養護老人ホーム「千の風・河内」(河内町生板、星哲夫施設長)に対し、介護報酬をカットしたり、新規入居者の受け入れを制限したりする指定効力の一部停止処分を下すと発表した。
処分日は10月1日で、同日から6か月間、介護報酬を5割カットするほか、1年間、特別養護老人ホームの新規入居者の受け入れを認めない。
県によると、千の風は2007年2月、施設の規模によって決まる人員基準24人に満たない14人の職員しか確保していないにもかかわらず、就職辞退者の名義を無断使用するなどして、27人が働いているかのような虚偽の申請をして同年3月1日付で指定を受けた。
県は、電子メールによる匿名の通報を受けて、3月以降、千の風に対し、監査を進めた。当初、星施設長らは虚偽申請の事実を認めず、虚偽の報告をしていたが、6月になって事実を認めたという。
介護報酬5割カットというのはきついですね。
新規利用者の受け入れを停止というのも処分に課していますが、
実際、職員数が14名で動いている時点で、新規入所者の受け入れをストップさせたり、
ショートの受け入れを制限したりしていると思うので、
それが果たして処分になっているのかどうか。
千の風といえば、秋川雅史の「千の風になって」を想像してしまいますが、
千の風になって施設に見えない職員の影が吹き渡っているということで。。。
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