介護士学校、定員割れ深刻 今年の入学者46%
介護福祉士を養成する大学や専門学校の定員割れが深刻化している。厚生労働省がまとめた調査では今年4月に介護福祉士を目指して各種学校に入学した人は1万1638人で、定員の約46%にとどまった。同省は「仕事がきつく、待遇面の条件も悪いというイメージが強く、進学先として選ばれなくなっている」とみている。
厚労省の調査によると、今年4月1日現在、介護福祉士を養成する学校は、大学63▽短大97▽専門学校271▽高専3――の計434校で、入学定員は計2万5407人。これに対して、入学者数は計1万1638人と半数を割り込んだ。
仕事がきつく、待遇が悪いというイメージばかりが先行してしまっている介護の現場。
それを訴えていくことが、メディアなどを通して、悪いイメージばかりが強調されて、
若者たちが介護の仕事に魅力を感じなくなっているという現実があります。
廃校した養成校や介護福祉士養成コースを打ち切った学校も多数あったにも関わらず、
定員割れがここまでひどいというのは問題ですね。
養成校に進学したとしても、介護の現場に就職しない人も多く、退学者を含め、
すべての人が介護の人材に結びつくわけではないのですが、
1万1638人という数字は、未来の介護を担うには少なすぎる数字ではないでしょうか。
追記
ますます事態は深刻化しています。
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