要介護判定基準74項目に減少 厚労省、来年4月から
厚生労働省は25日までに、要介護度を認定するための判定基準を見直し、現在82あるチェック項目に6項目を追加した上で14項目を削除し、74項目に減らす方針を固めた。来年4月から実施する予定。
要介護度は、要支援1、2と、要介護1-5まで7段階ある。段階によって介護保険で利用できるサービスに差がつく。市町村から派遣される調査員のチェックを事前に受ける必要があるが、厚労省は14項目について「主治医意見書の記載項目と重複しており、調査員のチェックは不要」と判断した。判定に伴う自治体の事務負担が軽減できるとしている。
削除される項目は「火の不始末」「不潔な行為」「暴言や暴行」など。一方で「簡単な調理」など生活状況を判断する6項目を追加。厚労省は来年度までに判定用のコンピューターソフトを改定する。
ケアマネの実務研修を受けるときに、課題で模擬認定調査を行うというものがあったのですが、
これを直接本人に聞くのはどうなの?といった項目がいくつかありました。
たとえば、暴言や暴行、不潔行為、環状が不安定、大声を出す、などなど。
そんな質問項目が削除されることになりました。。。
調査に行って、初対面の相手に、
「最近、誰かを殴ったり失礼なことを言ったりしたことありますか?」なんて聞けますか?
「自分の排便を手でこねたりしていますか?」なんて聞けますか?
調査する立場の人や、その調査を受ける立場の人のことを一切考えていない調査項目だなぁと思っていたので、
まぁ、進歩なのかな。。。
ちなみに、この簡単な調理って、レトルト食品をレンジでチンして食べたり、カップラーメンを作るだけでも調理と認められちゃうので、全然簡単な調理じゃないじゃんって言われています。
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