看護・介護:インドネシアから受け入れの205人が来日
日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)に基づいて受け入れるインドネシア人看護師・介護福祉士候補者のうち日本語研修を免除された3人を除き、7日に来日した205人は、国内7カ所の日本語研修センターに入所した。
東京都足立区の海外技術者研修協会(AOTS)東京研修センターには同日午後1時、看護師候補の男女23人が到着。8時間を超えるフライトに疲労の色をにじませながらも、職員らの出迎えに「コンニチハ」と笑顔で答えた。栃木県内の病院で働く予定の男性看護師、ダセップ・サエプル・アンワルさん(27)は「3年で試験に受かるため一生懸命がんばりたい。いい仕事をして、できれば長く日本で働きたい」と抱負を語った。
日本語研修は週明けの11日から始まる予定。研修後は34都府県の100病院・施設で看護助手などとして働きながら看護師は3年、介護福祉士は4年以内に日本の国家資格の取得を目指す。
先日もお伝えしたとおり、介護福祉士候補はわずかに101名。
当初の目論見よりも大幅に少なくなりました。
このことについて、舛添厚生労働大臣からのコメント。
舛添要一厚生労働相は7日夜、日本との経済連携協定(EPA)に基づきインドネシアから介護福祉士と看護師の候補者が来日したことに関し「人不足の解消策であってはならない。日本人と同じ条件できちんと仕事をしてもらうべきだ。厳しく監視していきたい」との考えを示した。
同時に「日本人の介護現場の人の劣悪な処遇も考えなければいけない」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
あくまで、これが人的交流という名目のものであることを主張しています。
となると、今後予想されるのフィリピンなどからの介護福祉士候補の来日も、
介護労働力の補充という目的は薄くなっていくのでしょうか。
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