介護報酬引き上げを提言 厚労省研究会が中間報告案
厚生労働省の「介護労働者の確保・定着等に関する研究会」は18日、2009年度に予定する介護報酬の見直しについて引き上げを提言する内容の中間報告案をまとめた。高齢化に伴い介護サービスの需要は高まっており、介護労働者が安定して働ける環境づくりが急務と判断した。
介護報酬の改定は3年に1度。09年度分は年末の予算編成時に最終的に決まるが、今後の見直し論議に影響を与える可能性がある。舛添要一厚生労働相はすでに引き上げを目指す意向を表明している。
中間報告案によると、04年に約100万人だった介護職員は14年に140万―160万人に増えると予想。一方で、介護職員の離職率は全産業の平均に比べて高いという。報告案は「安定的に人材を確保し、専門職として処遇する観点を考慮して検討してほしい」として、介護報酬の引き上げを要望した。
介護報酬の引き上げというひとつの方向性がようやく見えてきましたが、
介護報酬は当然サービスの単位ごとになっているので、
引き上げたといっても、提供するサービスや条件などによっては引き下げになっているケースもあるでしょう。
引き上げが必要だ、という声が出るのはもちろんですが、
具体的に、どのサービスの介護報酬を引き上げていくのか、
言い換えればどのサービスの介護報酬が現段階で最も不適切なものだと考えられるのかを、
はっきり示してもらいたいと思うのですが。。。
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