介護労働者の賃金引き上げ法案、肝心な部分は何も決まらないままの合意。

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介護人材確保へ法案修正で合意・自民と民主、賃上げ額明記せず

 介護職員の賃金引き上げを目指して民主党が議員立法で今国会に提出していた「介護労働者の人材確保に関する特別措置法案」について、自民、民主両党が21日、修正に合意した。賃上げ額を明記することを断念するかわりに、「2009年4月1日までに必要な措置を講ずる」と盛り込んだ。
 民主党が提出済みの法案では介護労働者1人当たり月額2万円の賃上げを求めており、900億円程度が必要と試算している。与党は「財源の裏付けが不明確だ」と批判しており、成立のめどは立っていなかった。

う~ん、玉虫色の決着と言うか、肝心のところが何も決まっていません。
2009年4月と言っても、介護報酬の改定の時期と重なるので、
報酬改定とのバランスでどうにでもなってしまいそうな。
実際、本当に介護労働者の給与に反映されるという保証も仕組みもまだないわけで、
民主党の人気取り法案だけで終わらないことを願いたいのですが。。。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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