介護を必要とする高齢者の命をまもるために。

介護福祉ブログコミュニティ

連日、介護を必要としている高齢者が亡くなるニュースがたくさん飛び込んできます。

寝たきりの71歳死亡 江戸川のマンション 介護の夫連絡取れず

病気の夫の介護に疲れ、高齢夫婦が自殺図る…妻は死亡

民家で2女性死亡 介護疲れで無理心中か 札幌・清田区

ほんのここ数日の間に起こったこれらのニュースですが、
すべてに共通していると思われるのは、介護疲れ・介護負担です。
みのもんたさんの朝ズバで、今年に入ってからの介護疲れ殺人とみられるものがいくつか並べて紹介されていますので、
下記の記事をご覧ください。

介護疲れ殺人続く みの「他人ごとじゃなくなってます」

問題は、殺人をどう食い止めるかということよりも、その本質である介護負担をどうするか、です。
人が人を殺してしまうという行為だけを取り上げるのではなく、
その背景にある重くて大きな問題に対して、何らかのアクションが必要になっていますね。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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4 件のコメント

  • はじめまして、ツナと申します。
    私は母と一緒に認知症の祖母の介護をしてきました。
    今、祖母は要介護5で入院中です。
    私も『朝ズバ』で介護殺人と素晴らしい介護をされている特養のニュースを観ました。
    我が家は要介護3の時から施設から弾かれてきました。
    理由は症状が酷いからです。
    だからああいう素晴らしい介護施設の話をされても、弾かれ続けた家族としては素直に『素晴らしい』とは言えません。
    誰でもが入れる訳ではないです。
    実際、孫までが介護に参加しないといけない様になっている現実もあります。
    これだけ日本中で介護殺人が起きている事をみれば、どちらが極一部の事なのか・・・
    本人と介護者を離せないと悲しい事件は無くならないと思います。
    現実はその受け皿がないんですよね・・・

  • こういった介護殺人のニュースを聞くと、
    いつも思うことがあります。
    これらのお宅には、ヘルパーは入っていなかったのだろうかと
    入っていても、ご家族には役に立っていなかったのかと
    でも、そんな簡単な話ではないですよね。
    私は在宅のヘルパーです。
    特養の中にヘルパーステーションがあるので、入所待ちの方のお宅に伺ったりもしています。
    要介護4の方でも1年2ヶ月以上、入所を待っていらっしゃいます。その方は何番目か分かりませんが、常に200人は待っておられるそうです。
    堅い話になりますが、道路を作るのも大切かもしれませんが、
    何を1番にすべきか、優先順位を国に良く考えてもらいたいと思います。

  • こういった事件の起こるお宅でもヘルパーが入っているケースはあります。
    実際、ヘルパーが第一発見者となる場合も多く、
    そこでヘルパーが受ける精神的なダメージというのも
    非常に大きなものとなります。
    必要とする支援・サービスが受けられる環境づくりは
    まだまだ進んでいないですよね。。。

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