介護浴槽で72歳女性死亡 職員目を離しおぼれる?
20日午前11時ごろ、堺市西区鳳南町、介護老人福祉施設「朗友館」(山本鉄也館長)の1階浴室で、ストレッチャーに乗った状態で入浴していた入所者の女性(72)が顔まで湯につかり、意識を失っているのを職員が発見、119番した。女性は間もなく死亡した。
入浴させていた30代の女性職員2人が目を離したすきに、体がストレッチャーからずり落ちておぼれた可能性があるという。堺南署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、死因や詳しい状況を調べている。
調べでは、浴室は介護用の浴槽が2つあり、女性はうち1つで入浴。そばに付いていた職員2人がほかの浴室に行き、約10分後に別の職員が様子を見ると、体を固定していたストレッチャーのベルトがずれ、女性がぐったりしていた。
もう1つの浴槽でも入所者が入浴しており、介護者がいたが、気付かなかった。
9月にも同じような入浴中での水死の事故があったばかりです。
入浴は危険が伴うケアであり、デリケートなものである反面、
時間に追われるという側面が強く、事故に対しての配慮は特に重要視されているはずです。
今回のケースに関しては、ストレッチャーのベルトをはずしていたとのことで、
職員の責任という面は間違いなく指摘されることでしょう。
風呂に入るのにベルトをすることが正しいかというのはまた別の議論になりそうですけれど・・・。
これから寒くなることで、入浴時の急変リスクも高まります。
意識をしていきましょう。
ホームページも見てみました。
丁寧に作りこまれていますが、
もちろん、今回の事件についてのコメントは一切掲載されていません。
ホームページをどのように活用していくのか、
社会の中で何をホームページを通して伝えていかなければいけないのか。
今回の事件だけでなく、社会福祉施設はホームページのあり方について
もっと考える必要があるのではないでしょうか。。。
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