介護会社で54人分情報紛失
阿賀野市下条町の介護支援サービス会社「サポートセンターてまり」は16日、社員の女性ケアマネジャーが、同社の介護サービス利用者54人の名前と住所、電話番号、被保険者番号、要介護度などの個人情報が入った小型記録機器(フラッシュメモリー)を紛失したと発表した。
同社によると、ケアマネジャーは15日の退社後、車で市内のスーパーマーケットに立ち寄ったが、車に戻ると窓ガラスが割られ、車内に置いたかばんが無くなっていたため、阿賀野署に通報。16日朝、かばんにフラッシュメモリーを入れてあったことに気づき、同署と県などに届け出た。
同社の長谷川幸子代表取締役は「4人だけの小さな会社で、情報管理の認識が薄いところがあった。利用者の皆さんには大変申し訳ない」と話している。
同社は訪問や電話で、該当する利用者に謝罪と事情説明を行っている。
小さい会社で情報管理の認識が薄いところがあったというコメントがありますが、
小さいからこそ、信頼を一度失ったらそのダメージが致命傷となるわけです。
どの程度の情報が紛失したのかはわかりませんが、
利用者・家族に説明するためには、当然それにより起こりうる最悪のケースを説明しなければならないわけです。
利用者との信頼関係がもっとも重要視されるケアマネ。
個人情報の流出で失われるものの大きさははかりしれません。
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