対岸の火事?高齢者施設で出火、10人以上が死亡:ロシア

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介護施設で火事、死亡者 前夜の宴で泥酔と シベリア

モスクワ――ロシア非常事態省当局者は21日、同国シベリア地方西部のオムスク地方にある高齢者などの介護施設で同日早朝、火災が発生、逃げ遅れた少なくとも10人が死亡した、と述べた。
他の入所者300人以上は無事に避難した。調べで同施設の火災警報施設は正常に作動していたが、当番の介護士が不在で消防署への通報や入所者の救援が遅れたという。施設では前夜、パーティーがあり、入所者の多くが泥酔状態に陥っていたことも判明した。
詳しい出火原因は不明だが、泥酔者による失火の可能性もある。同地方の行政当局は火事が起きた介護施設の改修工事を2年間にわたって進めており、最新設備を誇る施設となっていた。
ロシアでは年間、約1万8000件の火災が発生、欧米諸国の数倍の水準になっている。防火態勢の遅れや施設管理者の怠慢などが背景にあり、学校、病院、国関連施設でも出火している。
ロシア南部では今年3月、介護施設で出火、62人が死亡している。夜番の警備員が火災警報を2度無視した末の惨事だった。

介護施設の防火体制に関しては、
昨年のグループホーム火災の一件から注目を集めるようになりましたが、
海外でもこういった大規模な被害を出す火災がおこっています。
これも、対岸の火事、とは言えないですね。
しかし。

当番の介護士が不在で消防署への通報や入所者の救援が遅れたという。施設では前夜、パーティーがあり、入所者の多くが泥酔状態に陥っていたことも判明した。

お国柄なんでしょうかね。
まぁ、シベリアなんて、お酒とは切っても切り離すことのできない土地でしょうけれど。
介護施設でパーティーをして利用者さんをみんな泥酔状態にしてしまうなんて、
日本の介護施設ではなかなかありえないでしょうね。
いいか悪いかは別の問題ですけど、不謹慎な言い方ですが、楽しそうです。。。
火災報知器やスプリンクラーなど、どんな防災装置を備えていたとしても、
やはり職員の危機管理能力が、被害を最小限度で食い止めるためにもっとも重要なんですよね。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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