タブーに挑戦 映画「リンガー」 知的障害者笑いで描く
知的障害者のふりをしてスペシャルオリンピックス(SO)の大会に出場する…。タブーにされがちな障害を徹底的におもしろく描いた米コメディー映画「リンガー! 替え玉★選手権」が公開中だ。健常者が顔をだらしなくし、つじつまの合わないことを言うなど「そこまでやるか」という描写。公開には賛否両論あったが、SO関係者の理解も得られた。配給元は「障害者を普通に扱う視点をみてほしい」と話している。
映画は健常者である主人公が大けがをした友人の治療費を稼ぐために、知的障害者を装いSOに出場する。ほかの出場者に正体がばれてしまうが…という物語。「メリーに首ったけ」など人気コメディーを手がけたファレリー兄弟の製作だ。
SOは知的障害者にスポーツのプログラムを提供し、大会を行う実際の国際組織。世界では日本を含め150カ国以上で活動している。映画には実際の障害者も出演。米国では2年前に公開されたが、日本では先送りになっていた。
「総合的な判断でしたが、社内でもこの作品を愛する人が多くて…」と、20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパンの増田英明さん。昨年秋の映画フェスティバルで好評を博し、公開にこぎつけた。
とても面白そうな映画なので、ぜひ見てみたいと思っています。
自分も学生時代、スペシャルオリンピックスにボランティアコーチで参加していたもので。
予告編を見ましたが、
こういった映画の公開が日本でもできるようになったということは、
障害を持った人たちを取り巻く環境も少しずつか割ってきているという証拠なんでしょうね。
2007年のスペシャルオリンピックス夏季世界大会は中国で行われるそうです。
リンガーの公式サイトはこちら
都内では、シアターN渋谷で公開されてるみたいですよ。
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