「コムスン」介護事業所指定 青森でも不正取得
グッドウィル・グループ(GWG)の訪問介護大手「コムスン」(東京都港区)による介護事業所指定の不正取得問題で、青森県弘前市の事業所が勤務していない訪問介護員を勤務しているかのように虚偽申請し、介護事業所の指定を不正取得していたことがわかった。
青森県は指定取り消し処分の手続きを開始しようとしたが、コムスン側は今月7日に廃業届を提出した。県は処分逃れの疑いがあるとみている。
県によると、虚偽申請が発覚したのは、2006年7月に指定を受けた「弘前城東ケアセンター」。
県が今年4月12~13日、厚生労働省の通知に基づき、県内のコムスン6事業所を一斉に監査したところ、同ケアセンターの訪問介護員3人のうち1人の雇用実態がなく、同省の定めた職員数の要件を満たしていないことがわかった。
東京、岡山に続いて、青森でも事業者指定の不正取得が判明しています。
こういった不正を行っている事業所がコムスンだけとは限りませんが、
これからも続々とこういった不正事業所が現れてくると思われます。
介護サービス情報の公表制度のシステムを使って、この事業所を見てみると、
サービス提供責任者を含めて職員5名、これが全員常勤。
そして、それら全員が介護業務の従事年数が1年未満。
なんとなく、不思議な状況ですよね。
ついでに、利用者数は6人。要介護1と2の人だけ。
ですが、一ヶ月のサービス提供時間は170時間。
経度なのに、利用者さんはひとりあたり週7時間も訪問介護のサービス使っているんですね。。。
脆弱な介護サービス情報の好評システムでも、なんだか調べると、いろんなものがボロボロと出てきそうな。
そして、相変わらずの処分逃れの事業廃止届。
いつまで逃げ続けるつもりなのでしょう。
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