介護報酬の不正請求、コムスンの謝罪文。出した相手は・・・。

コムスン

「立ち入り検査」報道、コムスンが読売新聞社への謝罪公表

 グッドウィル・グループ(GWG)の訪問介護大手「コムスン」(東京都港区)が都内で運営していた訪問介護事業所3か所で都の指定を不正取得したり、介護報酬を水増し請求したりしたなどとして、東京都から業務改善勧告を受けた問題に絡み、GWGは23日、コムスンのホームページ(HP)に読売新聞社に謝罪する文書を掲載した。
GWGは昨年12月27日、都がコムスンの訪問介護事業所へ一斉立ち入り検査(監査)したことを報じた同日付の読売新聞朝刊の記事について、「一切事実無根であり、悪意に満ちた事実誤認。介護報酬を過大請求していた疑いがあったわけでは一切ない」などとする見解をコムスンのHPで公表。同社などに対する勧告を都が発表した今月10日まで掲載を続けた。
GWGは23日に出した文書で、立ち入り検査時に出した見解を「当時認識出来た事実関係をもとに作成したが、不適切な表現があったことを率直に認め、読売新聞社に深くお詫(わ)び申し上げます」などと説明した。今後3か月間、謝罪文の公表を続けるとしている。

コムスンが読売新聞への謝罪文を出したようです。
詳しくはこちら。

「2006年12月27日付読売新聞朝刊一面の報道につきまして」との当社見解について(PDF)

新聞報道を事実と認めた、という表現ではなく、
読売新聞社へ対する不適切な表現という意味での謝罪であり、
介護請求の不正等については一切触れられていません。
謝罪にしても、介護報酬の返還にしても、すべて後手後手に回っているというか、
六本木ヒルズの本社は混乱しているのでしょうか。
読売新聞社に対して謝罪をするのはまた別の問題として、
混乱を与えた利用者さんにどう謝罪の思いを込めてサービスを提供していくのかが大事ですよね。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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