昨日、このブログでお伝えした、
介護福祉士が協力的でないから、と入所者を殴って重傷を負わせ、逮捕されたという、
なんとも情けなくも悲しい事件ですが。
どうやら、事件があったのは、大阪市鶴見区のラ・ナシカつるみ。
ジャスダック上場企業である株式会社シダーが運営する有料老人ホームです。
IR情報として、不祥事に関するお詫びの文章が掲載されています(PDFファイル)。
ここでわかることは、この介護福祉士が派遣会社から派遣されてきた派遣社員であるということです。
人員不足から派遣の介護職を使うところも増えてきていると思いますが、
派遣の介護職って、事業者側としては、必要なとき、人手の不足した分だけ使えることを考えたら、
それほど割高感を感じないのかもしれませんが、
逆に派遣会社で働く派遣社員は、生活も安定できず、不規則な労働。
この事件の職員も40代の働き盛りで、当直勤務。
事件を起こした個人の背景を掘り下げていくと、現在の介護労働における大きな問題が見えてくると思いますが、
ただ、だからといって、彼の犯した行動が到底許されるべきものでないことは誰もが理解できるところです。
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