福祉施設職員が高齢者から2600万詐取
窃盗罪などで起訴された福島県いわき市の社会福祉施設職員の男が、介護していた高齢者の女性2人から計約2600万円をだまし取るなどしていたことが、6日までのいわき南署の調べで分かった。同署は詐欺容疑などで追送検する方針。
男は同市錦町上中田、折笠剛千被告(31=懲戒解雇)。2人のうち1人の女性(80)宅に昨年12月19日に侵入して30万円の貯金証書を盗んで換金したとして逮捕、起訴された。
その後の調べで、折笠被告がこの女性から盗んで換金した郵便貯金証書などは計約600万円分で、別の60代女性にも「金を預かってあげる」と持ち掛け十数回にわたり郵便貯金証書などを現金化させて2000万円をだまし取っていたことが分かった。
折笠被告は「競輪などのギャンブルに使った」と供述しているという。
盗んだお金の使い道まで含めて情けなくなります。
2000万円騙し取られた方の女性からは事件が発覚しなかったわけで、
こういったケースがまだひょっとしたらたくさん眠っているのかもしれないですね。
確かに、介護職は時間の制約の多い割には薄給で、いわゆるワーキングプアの側面が非常に強いのが現実。
けれど、それが人の財産に手を出していい理由になるわけがない。
成年後見人制度などを含め、高齢者の財産管理をどうしていくか、
もっと議論を進めていってほしいですね。
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