あけましておめでとうございます。
介護福祉業界にとっては激動の2006年となりましたが、
新年への期待をこめて、昨年の重大ニュースを振り返ってみたいと思います。
1月
この記事の目次
長崎のグループホームで火災、6人死亡1人重体
グループホームだけではなく、介護の現場における危機管理体制が問われる事件でした。
3月
介護労働者の離職率21%、3年未満が8割も
離職率の高い介護労働。持続可能な福祉社会は持続可能な介護労働から・・・。
4月
改正介護保険→改「誤」保険
介護保険が改正されました。改正なのかどうかは、検証するまでも無いような気がしますが。
笛吹けど踊らなかった介護予防事業。
その目玉でも合ったはずの介護予防事業は大コケ。閑古鳥が鳴く始末です。
個人情報保護法を理由に、福祉の質を落としてはいけない
個人情報保護法が施行されたのもこの4月。過敏になる医療・福祉機関が増える一方、流出事件も目立ちました。
6月
駐車違反取締りが訪問介護・訪問看護に与える打撃。
道路交通法が改正され、駐車違反の取締りが厳しくなり、訪問介護事業等にとっては痛手でしたね。自分もやられました。
7月
介護福祉、外国人労働者受け入れへ
あまりにもすんなり決定までこぎつけてしまったようですが。。。日本の介護現場に適応できるのか。来春からスタートです。
8月
性的暴言と虐待
特養さくら苑での虐待事件は大きな波紋を呼びました。マスコミでこれほど施設での虐待がクローズアップされたことも無いでしょうし、虐待に対しての社会の目が養われてきたとも言えるかもしれません。
10月
障害者自立支援法本格スタート
自己負担など、さまざまな批判をうけながらも、事業者間の競争がうまく機能してくれればいいのですが。。。
介護老人保健施設すずしろの郷に、業務停止命令。
悪質な事業者による不正のニュースも後を絶ちませんでしたね。
11月
大田区西糀谷での絞殺事件。容疑者はホームヘルパー。
大手事業者ヘルパーによる殺人。ショックでしたね。自分も大田区でホームヘルプをやっていたものとして、悲しいです。
新・介護福祉士の養成カリキュラムはこんな?
介護福祉士の養成過程に関しての議論も進められていました。
12月
ノロウイルスの患者数、過去最高を記録。
この年末はノロウイルスのニュースで埋め尽くされましたね。報道は過剰な気もしますが、感染予防はしっかりと!
コムスンの不正請求、介護事業所への逆風
そして、業界のトップランナーでもあるコムスンに激震。介護事業者への逆風はいよいよ・・・。
と、激動の2006年。
最後のコムスンへの立ち入りは、介護事業所へ向けた、ひとつのメッセージなのかもしれません。
そう考えると、まだまだ今年も厳しい一年となりそうですね。。。
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