中田英寿の特別番組が放送されましたね。
彼の近況を知ることのできる機会として、じっくり拝見させていただきつつ、
実はスカパーで、中田英寿のJリーグ初出場の試合の再放送なんかやっていて、
当時からベルマーレサポーターだった私としては、裏で放送されていたそっちにもかぶりついていたわけで。
カンボジアでアキラの地雷博物館を訪れていましたが、
自分も大学生のころに、NGOの活動に参加して、シェムリャップに立ち寄った際にお邪魔しました。
アキラと中田は英語で話していましたが、あのくらいの内容だったらアキラさん日本語で会話できるんじゃない?と、
不必要にかんぐってしまったりもするわけですが。
中田英寿は自分が高校生のときから憧れてきた存在で、
きっと私のように、
自分の夢や憧れや願望やらを中田英寿の姿に恐れ多くも重ね合わせてきた人間も少なくないのかもしれない。
彼がとった引退という決断やその後の行動に対して、あれこれ批判を言う人間も多いだろうけれど、
彼が世界という舞台に挑戦することに、夢を見て、心を躍らせて、勇気を与えられた者として、最後まで応援したい。
彼がJリーグで初めてゴールを決めた瞬間をスカパーで眺めている。
今よりずっとか細く、パスの出し手になるよりも受け手になることを好んでいた18歳の姿に、
震えるほど興奮している。
彼がボールを持った瞬間に、起こるプレーが鮮明に頭の中でフラッシュバックされる。
いまだに、焼きついている11年前の記憶を次々と手繰り寄せている。
あれから11年。
自分はどれだけ前に進めているんだろう。
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