介護事業所の職員が認知症患者を虐待…長崎・大村
長崎県は19日、利用者に対する虐待などがあったとして、同県大村市の訪問介護事業所「○○○」と通所介護事業所「○○○」について、来年2~6月の5か月間、事業所としての指定を停止すると発表した。
県によると、両事業所は、運営会社「○○○」(大村市)が老人ホーム「○○○」内に開設し、入所者らに介護サービスをしている。
今年9月、入所者の家族から大村市に「処遇に問題がある」との指摘があり、県が特別監査を実施。職員らが入所者の食事を介護する際、食べ物を口の中に次々と入れたほか、認知症患者に「前の施設に返す」などと暴言を吐いていたことが分かった。
認知症患者が夜眠るように、昼間にタオルでまいた氷を目や額にあて、眠らないようにしていたケースもあったという。
このほか、架空の居宅介護サービスを実施したように装って、介護報酬約46万円を不正受給していたことも判明した。
夜眠れるようにというのはわからないでもないのですが、氷を目や額にあてるってのは、
ただ単にケアの質や意識が低いという次元を通り越して人権意識に欠けていますよね。
明らかに組織的な虐待であると考えてよさそうです。
施設での虐待というニュースが多く出回るようになってからは、
利用者へ対するあからさまな身体的な暴力や攻撃でなくとも、
虐待という形で表面化することが多くなっています。
施設で働く職員はきっと今までどおりで何も変わったことはしていない、という程度の意識なのかもしれませんけれど。
追記:
関係者の方より連絡があり、
時間も経過し、職員も一新し、社会的な処分を受けているとのことで、
記事の削除要請をいただきました。
現在、記事から施設名等を伏せて公開しております。
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