老人ホームの女性が首絞められ変死 千葉・八街
16日午後4時45分ごろ、千葉県八街(やちまた)市文違(ひじかい)の有料老人ホーム「白松の郷」で、入所者の郷原千恵子さん(67)が自室のベッドで死亡しているのを、食事を持って行った女性介護士(47)が発見し、119番通報した。県警佐倉署によると、郷原さんの首にはコードのようなもので絞められた跡があった。介護のために同ホームで生活している郷原さんの夫(72)が自室で自殺を図っていたという。夫が事情を知っている可能性があるとみて、回復次第、同署が事情を聴く方針。
同署によると、郷原さんは筋肉が萎縮(いしゅく)して体が不自由な状態で、04年3月からホームに入所していた。郷原さんの夫は妻とは別の部屋で生活していたという。
そういえば、何ヶ月か前にも、こんな事件がありました。
介護施設での殺人事件、無理心中の疑い?
どちらも夫が妻を殺害し、自殺を図るというケースですが、
新しい生活に喜びを見出せないまま自らを追い詰めていき、妻を連れての死を選ぶという、
ある意味、男性の身勝手さが色濃く出た事件になっています。
ただ、その夫の身勝手さだけを責めるのではなく、
入所していたその夫の持つ影に対して、
施設としてどう関わってきたのか、何を提供してきたのかもひとつの分岐点になっていたはずです。
この年代の男性は、
新しい生活環境や人間関係になじむことが難しいのが現状ですね。
いかにこういった層の方々に喜んでいただけるサービスを創出できるか。。。
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