sankeiWEB(産経新聞)のゆうゆうLifeというコーナーで、
軽度要介護者への家事サービスが必要なのかというテーマのコラムが掲載されています。
この記事の目次
軽度者のサービス(下)家事サービスは必要か
ヘルパーの仕事は、オムツ交換や食事介助などをする「身体介護」と、掃除や洗濯などの「家事サービス」に分かれます。家事サービスは利用者は多いものの、ヘルパーがお手伝いさん代わりになったり、利用者の満足感が低かったり、何かとトラブルの多い分野。給付費が膨らむ中、現場や専門家らは「家事サービスは介護保険でカバーすべきなのか?」と指摘しています。
東京都に住む藤川祐子さん=仮名=(49)は、ケアマネジャー歴6年。ここ数年、「家事サービスは本当に必要なのか?」と考えている。
「『高齢者がかわいそうだから』と、サービスをつけるケアマネは多いですが、おかしいと思っているケアマネもいる。私たちの介護保険料も、それで上がってしまうのですから」。藤川さんは、家事サービスが必要なのは「認知症と90歳以上の人だけ」だと考えている。
龍谷大学の池田省三教授は「介護保険は社会保険。要介護度が同じなら、対象者には平等にサービスを給付しなければならない。ところが、同じ要介護度でも、家事はできるケースや、できないケースがある。家事サービスは介護保険から外して、本当に必要な人には福祉で提供すべきだ」と話している。
家事のサービスが本当に必要な人を見極めることができるんだったら、
こんなに簡単な問題はないだろうと言いたくなりますが。
それに対して、読者からの反論や賛成などの反響も寄せられているようです。
利用者の立場から反論
介護保険外のサービス
家事のサービスはヘルパーに求められる要求も多いのにも関わらず、
圧倒的に低い単価に対して割が合わないというのは正直な印象です。
利用者側にとっては自己負担が少なくてサービスを利用できるとあっては、当然利用者が増えるのもうなずけます。
自己負担を重くすることで、サービスを抑制するという狙いが行政側にあるとすれば、
家事サービスだけを2割自己負担にするなんてこともあるかもしれませんね。
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