虐待跡?複数職員が確認…福岡の特養ホーム
福岡県の特別養護老人ホーム****で、男性職員(38)が男性入所者(90)を虐待した疑いが浮上した問題で、この入所者の体に暴行を受けたとみられるアザが数度にわたり見つかっていたことが2日、わかった。
複数の施設関係者によると、昨年10月ごろから3、4回、入所者の頭や耳、胸などに直径5センチほどの青いアザがあるのを複数の職員が確認していた。一部の職員は、施設を運営する社会福祉法人****が2日までに6回、開いてきた懲罰委員会の中でも「(男性の)体にアザがあるのを見た」と証言した。
アザを不審に思って勤務表を調べた職員もおり、アザが確認された日は、虐待の疑いが持たれている男性職員が当直を務めた翌日か、翌々日がほとんどだったという。
この問題は、内部告発の文書と虐待の様子を収めたとみられるテープが、同会の理事らに届いたことから表面化。テープには、職員とみられる男性が「黙れ」「黙らんと殺すばい」とどなる声や、体をたたくような音、入所者とみられる男性が「あいたー(痛い)」と繰り返し叫ぶ声などが十数分間録音されていた。
男性職員は同会の聞き取りに対し、テープの声を「自分のようだ」と認める一方、「『黙れ』とは言ったが、暴力は振るっていない」と話しているという。
先ほど、さくら苑での虐待事件に関してお伝えしたばかりですが、
また悲しくなるニュースですね。
今回の事件は、利用者に対する身体的な暴行を目撃した職員が内部告発したというものです。
この虐待に関しては、数度にわたって行なわれていることから、
緊急を要する自己防衛のための暴力の行使でもないわけです。
明らかに、その職員の心には深い闇があるということと考えられます。
どうしてそういった職員が多いのか。
確かに介護の現場は人材不足であるといっても、職員の人格がケアの基礎になるはずです。
いったい、採用時には、何を見ているか。何も見ていないのか・・・。
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