介護マンガが、いまちょっとしたブームとなりつつあります。
その火付け役は、すでにおなじみとなったヘルプマンではないでしょうか。
介護の現場に足を踏み入れた主人公の青年が、
出会うさまざまな驚きや葛藤を新鮮に描いています。
これを見ていると、自分が介護という仕事に出会った頃のことを思い出します。
いや、介護職として働いている皆さんが最初は誰しもが持っていた
歯がゆさやすっきりしない不快感を思い出すことができるのではないでしょうか。
マンガという形で描写されることで、
意図的に表現にインパクトを持たせたり、
極端に強調する表現が可能になることで、
訴えかけるメッセージがストレートに伝わりやすいというのが特徴なのかもしれません。
マンガという文化が、世代を超えて認められ、
ひとつの表現の媒体として社会問題も積極的に題材にするようになってきており、
医療をテーマにしたものは従来から多かったのですが、介護もその題材として注目されているのですね。
また、先日、NHKで介護マンガについての特集もされたようです。
見ませんでしたが。
いま、「車イスがゆく」というマンガが注目を集めています。
新聞紙面で取り上げられたことで、ネット上でも話題となっています。
車イスの視点から日常をとらえた作品で、非常に読みやすく楽しめます。
マンガマンガと敬遠せずに、読んでみることでいろんな気づきを与えられるかもしれませんよ。
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