大分の知的障害者施設の木からナシ4000個盗まれる
大分県由布市庄内町高岡の知的障害者入所施設「小松寮」のナシ園で、収穫前のナシ約4200個(約53万円相当)が盗まれていたことが分かり、同寮の職員が24日、大分南署に届け出た。入所者らは「収穫を楽しみにしていた」(同寮)という。
大分南署が窃盗事件として捜査している。調べなどによると、園内の12本からナシの「幸水」約4200個がもぎ取られていた。約25アールの園内では収穫が遅い「豊水」「新高」などの別品種も育てられていたが、盗まれたのは収穫間近の幸水だけ。虫食いなどで傷んだものは木に残されていた。ナシに関して詳しい知識を持つ者の犯行とみられる。
職員が22日午後1時ごろ、ナシ園に収穫に訪れた際、盗まれたのに気付いた。周囲にはほかにナシ園が数カ所あるが、被害は確認されていないという。寮長の佐藤吉人さん(58)は「入所者はたびたびナシ園を訪れ成長を見守ってきた。残念だ」と話している。
ひどい世の中になったものです。
自立支援法など、逆風の真っ只中にある障害者施設にとって、
このダメージは大きいですね。
梨園の防犯対策がどうだったのかはわかりませんが、
施設は入所者さんたちの喪失感と向き合わなければいけないですね。
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