老人ホーム職員が女性入居者に性的暴言 5人処分
東京都東大和市の特別養護老人ホーム「さくら苑」(玉川桜子苑長)で1月、男性職員が女性入居者(90)に対し性的な暴言を吐いていたことが、6日までに分かった。
同苑によると、1月21日、2人の男性職員が女性の排せつを介助した際、男性職員(30)が性的な行為をしてほしいとの発言をしたという。日ごろから施設の介護に疑問を持っていた女性の家族が室内にテープレコーダーを置き、発覚した。職員はホームヘルパー2級の資格を持ち勤続4年目。女性は認知症の症状があり、寝たきりで言葉も不自由だった。
東大和市の指摘を受け、施設を運営する社会福祉法人多摩大和園は4日、事実を確認し女性の家族に謝罪。5日に緊急理事会を開き、職員を自宅謹慎7日間、一緒に介助していた職員を同5日間、常務理事と苑長を減給10%(1カ月)、主任ヘルパーを減給5%(1カ月)などとする処分を決定。第三者を含む調査委員会でさらに詳しく調査することを決めた。
玉川苑長は「決してあってはならないこと。おわびしようがなく本当に申し訳ないことをした。再発防止に努めていきたい」と話している。
さて、当事者であるふたりの男性職員だけの問題かというと、
テープレコーダーが部屋に置かれていたという時点で、
家族の持っている不信感はおそらく、
施設全体に向けられていたのではないかなという気もします。
ニュース記事を見ると、どれも性的暴言という、あまり聞きなれない表現で記載してありますが、
これは、虐待ですよね。
あえて虐待と書かないのか、それとも、グレーゾーンという認識なのでしょうか。
虐待云々はもちろんのことですが、
家族に信頼されるサービスを提供することが大切ですね。
ちなみに、「さくら苑」という福祉系の施設は日本には山ほどあります。
今回の事件の舞台となった「さくら苑」さんは、こちらです。
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