多様化する有料老人ホーム。どう選ぶ?

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有料老人ホーム 「低価格」急増

 介護保険導入後、急増し、多様化が進む有料老人ホーム。かつては数千万円もする入居一時金が一般的で、庶民には高根の花だったが、低価格化が進み、「ついのすみか」として有力な選択肢になってきた。
 入居金が安いと気軽に入退去でき、特養の待機者にも使い勝手がいい。
 ただし、入居金が数百万円以下のホームは、要介護者を基本に設計されたものが中心。個室が13平方メートル程度の狭い所もある。入居者の大半は特養に入れるほど重度ではないが、独り暮らしや家族介護は困難な人たちだ。健康な人が悠々自適の生活を期待するのは無理がある。また、入居相談などを行う「タムラプランニング&オペレーティング」の田村明孝社長は、「介護の質にバラつきがあり、十分な見極めが必要」と指摘している。

有料老人ホームといえば、富裕層をターゲットをした施設というイメージが強いのですが、
低価格化が進行。
それと相反するように、従来にも増して高級志向の有料老人ホームも次々とオープンしています。
入居する側にしてみれば、選択の幅が大きく広がった、ということになります。
そして、施設選びには、より慎重になることが必要ですね。
「ついのすみか」選びに、何を重視するのか、何を妥協するのか。
選択するためには、いざ必要になるまでに十分な準備をし、
判断材料を用意しておくことがおすすめですね。

記事編集・監修

 

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクト

居宅介護支援事業所管理者・地域包括支援センター職員・障碍者施設相談員など相談業務を行う。

現在はキャリアを生かした介護に関するライティングや介護業界に特化したウェブ制作業を行う。

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