米沢の老人ホーム:不正請求で指定取り消し 介護保険事業の再指定を受ける
居宅介護サービス費を不正に請求したとして、県から介護保険事業の指定を取り消された米沢市徳町の介護付き有料老人ホーム「サンメイトきらら」を運営する「きらら」が5日までに、介護保険事業の再指定を受けた。改善策などをまとめた報告書を県に提出し、県置賜総合支庁が再発防止を確認した。
県によると、同社は昨年9、10月、男性入所者が外泊(約4週間)している間、同施設で食事や入浴などの介護サービスを受けていないのに介護報酬を請求。市から約19万円を不正に受領したとして、指定を取り消された。
同社はその後、コンプライアンス(法令順守)委員会や、有識者・入居者家族などで構成する評議委員会を設置するなど、再発防止策を実施。県から5月17日付で再指定を受けた。不正受領した約19万円は市に返還したという。
昨年の9,10月に行った不正ですから、それを請求して、不正受給するまでにいたる時間を考えると、
この再指定はかなりなスピードですよね。
有料老人ホームとは言えども、
介護報酬への依存は強いわけですから、
地域の社会資源・サービスを維持するために、再指定を急いだとも考えられますね。
再発防止に努めるとともに、信頼回復は大きな課題ですよね。
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