京都で立て続けに息子と母親との間での介護をめぐるトラブルによる事件がありました。
62歳息子と92歳母親が自宅で死亡 京都
15日午後8時半ごろ、京都市上京区の住宅を訪れた女性から「母と弟が亡くなっている」と110番通報があった。中立売署員が駆けつけたところ、裏庭で同住宅に住む男性(62)が首をつって死亡しており、男性の母親(92)が1階の居間のベッドの上であおむけで死亡していた。居間から男性が書いたとみられる「おれは死にたい」といった内容のメモが見つかっており、自殺と見られる。同署は男性の自殺の理由や母親の死因を調べている。
調べでは、男性は母親と2人暮らし。母親は介護が必要な状態で、男性が介護していた。デイサービスも受けており、15日の午前中もヘルパーが訪れていたという。
介護で愚痴の85歳母親、58歳息子が殴り死なす
介護の不満を口にした母親(85)の顔を殴るなどして死亡させたとして、京都府警福知山署は15日、福知山市天田の陸上自衛隊福知山駐屯地技官、坂本聡容疑者(58)を傷害致死容疑で逮捕した。
坂本容疑者は容疑を認めている。
調べでは、坂本容疑者は、母よしさんから介護のことで愚痴を言われたことに腹を立て、5日午後、自宅でよしさんの顔を殴るなどし、13日午後、硬膜下血腫で死亡させた疑い。
坂本容疑者はよしさんと妻、2人の子どもの5人暮らし。家族でよしさんの介護をしていたという。
一件目の上京区の件に関しては、死因が何かは現段階では確定していませんが、
当日ヘルパーが訪問していることから、殺人という可能性も考えられます。
子供が母親を殺すなんて事件が、介護を原因に起こるなんて悲しすぎます。
介護を地域社会で支えるという理想にはまだまだ遠いのかもしれません。
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