介護実習という機会は
それまで生活してきた世界とは違った環境に身をおくことで、
さまざまな刺激を受け、成長することのできる場でもあります。
緑風園さんのmasaの介護福祉情報裏版ブログでこんな記事を見ました。
介護者に向く性格って何?
ここで、緑風園さんが対人恐怖症がある学生の介護実習を
受け入れた事例を紹介しています。
対人恐怖があるがゆえ、人が考えていることに過敏になり、
社会での適応力を失ってしまう。
けれど、「対人恐怖は治るもの、癒されるものである」という信念を持ち、
受け入れを行い、職員・利用者との交流を重ねる様子がつづられていました。
これは、実習生だけでなく、
受け入れた施設・職員にとっても大きな経験になったと思います。
対人恐怖の人は、妥協することができず、常に完璧に行うことを自分に課す特性があります。
しかし、人対人の関係で成り立つ介護の現場で、それは実現できません。
そんな葛藤に実習生はきっと苦しむ日々が続いたのかと思いますが、
それでも「介護の仕事につきたい」という思いが彼を変えていったのかもしれませんね。
ぜひ、読んでみてください。
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