スロットマシン 介護予防に活用 三島の特養ホーム
スロットマシンを介護予防に役立てよう―というユニークな試みがこのほど、三島市徳倉の特別養護老人ホーム「ふるさとの丘」(福家英也施設長)で始まった。しばらくは調査研究というスタイルで使用するが、歓声が相次ぐなどお年寄りはマシンが気に入った様子で、施設も効果を期待する。
スロットマシンは三島市を中心にパチンコ店などを展開する甲子園(三島市、林光珠社長)が古くなった4台を寄贈。林社長と福家施設長が友人だったこともあり、実現した。
更新サイクルが早いスロットマシンの再利用を考えていた林社長が「ストップボタンを押すタイミングなど一連の動作が介護予防につながるのではないか」と考え、福家施設長に相談した。
「集中力や判断力、予測力などが必要なスロットマシンを使えば認知症や身体機能低下の予防効果が期待できる」と福家施設長。遊び感覚で取り組めることも評価した。
施設の一室に設置されたスロットマシンに早速、4人が挑戦。林社長らに使い方を教わって回転レバーを下ろす。さまざまな絵柄が回り始めると歓声を上げ、目で絵柄を追いながらストップボタンを押していた。
福家施設長は「お年寄りに喜ばれ、その上で効果もあれば」と期待。林社長は「古い機器を単に処分するのでなく、介護予防で再利用してもらえたらありがたい」と話していた。
以前から、介護予防に麻雀が効果的とか言われておりましたが、
ついに介護予防はパチスロへ。
高齢者雀ゴロ誕生を危惧していたtoto職人でしたが、
世間では高齢者パチプロ誕生という新たな危機に直面していたりして。
やったことのない人間としては、詳しいことはわかりませんが、
ボタンを押すタイミングを見極めるには動体視力がそれなりに必要と思われるので、
その利用者の能力に合わせた回転スピードなどを調整できるようなマシンがあったら、
きっと施設などでも使えるんじゃないかな、と。
〇〇は介護予防に効果的、なんてニュースがよく並びますが、
ようするに、楽しみになるものであれば、何でもいいんです。
それをもっと楽しむためにどうすればいいか、
興味がある人は自分からそれを考えるわけですから、
押し付けがましい介護予防プログラムよりもよっぽど説得力があります。
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