老人ホームを狙い窃盗 容疑の日中のグループを逮捕
特別養護老人ホームばかりを狙って窃盗を繰り返したとして、警視庁、神奈川県警などの合同捜査本部は、中国籍で住所、職業不詳林新斌(36)と東京都江戸川区北葛西2丁目、会社員井上双(45)の両容疑者を盗みなどの疑いで逮捕した、と21日発表した。すでに同様の容疑で日本人と中国人計5人を逮捕しており、数人の行方を追っているという。被害は昨年5月以降、関東、東北の1都10県で約120件、約5億4000万円相当に上るという。
捜査3課などの調べでは、2人は数人と共謀して1月31日未明、群馬県高崎市乗附町の特別養護老人ホームに事務所窓ガラスをバールで割って侵入。事務所内から現金約1万円とパソコンを盗むなどした疑い。
林容疑者らは「老人ホームは周囲が人気がなく、夜間の警戒も手薄で、ある程度現金もあった。リーダーから電話番号を教えられ、カーナビに入力して車で現地に向かった」と供述しているという。
特養なんて、何も盗るようなものないと思っていましたが、
被害は昨年5月以降、関東、東北の1都10県で約120件、約5億4000万円相当に上るという。
っていうか、やられすぎでしょう。
このやられすぎの要因が、
「老人ホームは周囲が人気がなく、夜間の警戒も手薄で、ある程度現金もあった。」
なんて供述からも明らかになっています。
山奥に建つ特養に人の気配なんてあるはずがない。
お金だけの問題だったのでよかったのですが、
もし人命に、とくに利用者さんの身に何かあったら・・・。
やっぱり、施設も地域社会のなかに存在することが望ましいし、
むしろ、それが当然なんですよね。
模倣犯が出ないことを祈るばかりですね。
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