研修は150-500時間 介護福祉士への一本化で
厚生労働省は26日、介護現場で働く人の条件を国家資格である介護福祉士に一本化するため、ホームヘルパーなどを対象に実施する研修の時間数を決めた。
ホームヘルパー2級の研修を終えた人は、実務経験1年以上が150時間、1年未満は350時間。研修を受けたことがない人は、介護施設などでの実習140時間を含め500時間とし、現在のヘルパー2級に必要な130時間に比べ大幅に時間を増やした。
既に介護福祉士の資格を持つ人についても、希望者には専門性を高めるための200時間の研修を実施する。
研修は2006年度から始めるが、現在のヘルパー研修と並行して実施し、既に働いている人については、当面、この研修を受けなくても仕事が続けられるようにする。
ようやくその概要が見えてきましたね。
しかし、150時間から500時間までの幅って、かなり大きいですよね。
その500時間の研修を受けることのできる人は
それなりに時間にも、経済的にも余裕がないとできないわけですからね。
その実務経験1年という基準に関しても、
ヘルパーの多くは不規則な勤務であって、
同じ1年間の実務経験であっても、
その中身や経験時間には大きな開きがあります。
また、気になるのは、
既に働いている人については、当面、この研修を受けなくても仕事が続けられるようにする。
の「当面」がいったいどの程度まで猶予があるのかというところです。
今後も、新しい情報が入り次第、このブログでお知らせします。
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