施設介護ミス:入所者の死亡・骨折事故6件、遺族らに謝罪
北海道常呂町の町立特別養護老人ホーム「のぞみの園」(山崎裕之園長、100床93人入所)で、入所者の死亡事故1件、骨折事故5件が相次いで起きていたことが23日、分かった。6件とも職員の介護ミスが原因とみられ、同園は遺族らに謝罪。網走保健所は詳しい原因の究明と介護の改善を指導した。
同園によると、入所女性(87)が8月14日朝、食事をのどに詰まらせ、1週間後に死亡した。食事をさせる際、職員が女性を後ろ側に寝かし過ぎたのが原因とみている。
骨折したのは79~92歳の女性5人で、4月に4件、7月に1件起きた。事故時の状況は▽歩行器で移動中にトイレ入り口の壁にぶつかって転倒して左腕を骨折▽入浴後に車椅子に乗り換える際、胸部を圧迫して胸の骨を亀裂骨折--などで、いずれも介護の際、力の入れ方具合などを間違えたらしい。
6件とも介護していたのはそれぞれ別の職員で、中には今春採用の新人もいた。山崎園長は「あってはならないこと。家族の信頼を回復するため、再発防止に徹底して取り組む」と話した。対応策として、職員34人全員を26日から専門学校で再研修させるほか、「優良」と評価されている他の施設に派遣して介護技術の向上を図る。
同園は1972年に開設。100床あり現在は93人が入所している。
先月の記事ですが、今になって知りました。
事故があったのは8月なんですね・・・。
これは、「介護ミス」っていう問題じゃないですよね。
再発防止に取り組むって、立て続けに5件の骨折と1件の死亡事故起こしておきながら
言う台詞ではありませんよね。
あとですね、こういう事件が起こったりすると、
中には今春採用の新人もいた。
みたいなことが取りざたされ、
新人だから介護事故を起こした、新人だからリスクが高い、みたいな。
6件事故あったうちの1件でも新人が絡んでいれば、こんな書き方されるわけで。
それよりも、ベテランであったり、指導する立場であったりする職員が
起こす事故のほうが問題じゃない?
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