努力義務だそうです。努力してなかったわけでもないんですけど。。。
▼ 引用 ▼
自民、公明両党は11日、
高齢者虐待に関し、
ホームヘルパーなどの発見者が市町村に通告する努力義務や市町村による
具体的な保護措置を定めた「高齢者虐待防止法案」(仮称)を
21日召集の通常国会に議員立法で提出する方針を固めた。
高齢者虐待は大半が家族によってなされ、発見が遅れるケースが多い。
法案はヘルパーなどに通告を求めることで、行政の早期介入を促すのが狙い。
同国会での成立を目指す。
公明党の法案要綱によると、
高齢者虐待について
(1)身体に外傷が生じ、または生じる恐れのある暴行
(2)看護の放棄
(3)心理的外傷を与える行為
(4)性的嫌がらせ
(5)財産を侵害する行為--と定義。
そのうえで、ヘルパーなどの介護、医療関係者に対し、
虐待の早期発見と市町村への通告に努めるよう求めている。
市町村に対しては、通告を受けた後、すみやかに関係者を指導し、
老人ホームへの入居、
成年後見開始の審判申し立てなどの具体的な措置を講ずるよう義務付けている。
▲ ▲ 毎日新聞 より
サービスの質が悪いだの何だのと、
散々言われているホームヘルパーですが、
役割だけ押し付けられています。
虐待に関して、気がついているヘルパーがいたとしても、
どこからを「虐待」とするのかの線引きが
明確でない以上、この法案の実効性は薄いと考えられます。
家族という関係を切り離すかもしれない重要な判断です。
いちヘルパーとしての主観も含まれる判断に頼るだけでなく、
より客観的で機能的なシステムづくりが急務です。
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